決勝トーナメントのイングランド

残り試合は欠場 イングランドのオーウェン

 【ロンドン21日共同】イングランド・サッカー協会(FA)は20日のスウェーデン戦で右ひざを負傷したFWオーウェンがW杯ドイツ大会の残り試合を欠場すると、21日発表した。公式サイトによると、オーウェンは英国に戻り、所属クラブのニューカッスルで治療に専念する。
 同選手は「負傷してW杯に出場できないのは大きな衝撃。仲間たちと離れるのは残念だが、チームの成功を信じている」とコメントした。
 オーウェンは1次リーグB組のスウェーデン戦で試合開始早々、右ひざをひねって担架で運ばれてピッチを後にし、21日に精密検査を受けた。
 エリクソン監督は「彼がW杯を去るのは残念。チームにとって大きな痛手だ」とコメントした。
(了)

[ 共同通信社 2006年6月21日 20:49 ]

これはイングランドにとっては結構痛い。今後の試合はクラウチルーニーの2トップで先発は問題ないのだろうが、試合終盤とかに負けていたりする場合、トップの数を増やすにしても、ベンチにいるのがウォルコットだけでは余りにつらい。ここら辺はエリクソンのチョイスは完全に裏目に出たのであろう。さてどうしよう。やっぱりジョー・コールを切り札としてベンチに置いといて、中盤に守備専ボランチ1枚入れた4−1−3−2の型にしといた方がいいのではなかろうか。というか、逆にこれの方がランパードとジェラードの攻撃力を思う存分発揮できるからいいと思うんだけど。今までの試合だと、ランパードもジェラードもちょっと下がり過ぎかな、と。特にジェラードが。
どちらにしろルーニーの出来次第ということになりそうで、怪我上がりのルーニーにはちょっと厳しいかもしれないけど、まあ、どうなることやら。