山本七平と共同通信杯

今年始めて買った馬券(第41回共同通信杯(G3) 馬単3−5)がずっぽし決まった所で最近読んだ本について。

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条
山本 七平

角川書店 2004-03
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本の内容を簡単に言うと、
先の大戦での日本が負けた理由としてよく言われている「玉砕の美学」的なものが現在の日本にも脈々と受け継がれてて、こりゃやばいよねというようなお話。
至極納得ですよ。
いや私も「当たって砕けろ」とか「やってみなけりゃわからねぇからやっちまえ」風なものの進め方って大嫌いで。
やってみなけりゃ分からんというのは何をするにも当たり前の話であって、やらないと結論が出ないからやるっていうだけであって。考える前から「やってみなけりゃ分からん」とか「当たって砕けろ」とか言うのであれば、そりゃ考えなくてもいいというのと同義ですからね。ケーススタディとかイメージトレーニングとかいらないじゃん。あほか。そんなんで結果がよかったとしてもそんなもの偶然です。糞の役にも立ちやしない。そもそも私なんざ小ちゃい頃からくじとかで当たった試しがないんだから、偶然に頼った所でいい結果なんざ生まれる訳もなく。
つーことで共同通信杯。考えましたよ、しっかりと。久々の改心の馬券でした。
というわけで、この調子で、今年中に家を買おうと思います。
よろしくお願いいたします。