マッキントッシュの伝説

初めて買ったスタジオボイスの特集が確かそんな名前だった。んでもって最近『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』という本を読んでいる。今読んでいるところは、ピクサーが『トイ・ストーリー』とか『バグズ・ライフ』を作って大成功し、ジョブズが表舞台に返り咲いた辺りだ。
ジョブズがアップルを立ち上げた頃の話については、非常に興味深く読んだ。けど、ピクサーの辺りはそれほど引き込まれるものではない。っていうか、金ありゃなんだってできるだろ、と。もちろんそんな簡単なものではないし、ある程度以上の能力が無ければ世の動きを的確に捕まえて成功するなんて事はできない。ただ、オッズが2倍の馬券に100円突っ込んだ場合当たっても200円だけど、1億突っ込んだら2億円ですよ。利益にして9999万9900円の差がある訳で、100円しか資金が無い人は、オッズ2倍の勝負なんて何のメリットも無いし正直馬鹿らしくてできないですよ。そこら辺は資本主義の難しさということでしょうかどうなのでしょうか。などと資金繰りが厳しそうな某うちの会社の社長に思いを馳せつつ世の動きを確実に捕まえていかなければ自分が沈むよなぁなどと思っている今日この頃です。っていうか金あるうちに確実に増やしとけば何の問題も無かったんじゃないの、と突っ込みの一つでも。
まあそれはそれとして、昔勤めてた会社の先輩、PowerMac7300購入時にメモリ8メガとノートンユーティリティだけを買ったK先輩は元気かなぁ。日がな一日中デフラグ画面を見ていたらしいですが何の意味があったのですか。あなたがマックを買った目的は断片化を解消する事だったのですか？　昔は怖くて聞けなかったけど、大人になった今、改めて聞いてみたいなぁ。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活 ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 井口 耕二 東洋経済新報社 2005-11-05 by G-Tools