渋谷と私

さいばらりえこの毎日かあさん』が更新されていた。


西原理恵子のいう歌舞伎町は、私にとってはさしずめ渋谷になるのであろう。
“絵で食べていきたい”っていう希望は、私がこの人と同じ大学を出ていることもあり、よくわかるし、私も持っていた事もある。っていうか今でも無いわけではない。まあ私の場合は絵ではないけど。
今はサラリーマンをやっている。創作とは全く無縁の職場だ。それに不満があるわけではない。自分の作品で生計を立てたりとか独立して仕事をしたりとか起業したりとかというのは、自分に全ての責任が被さることである。そんなの面倒臭い。サラリーマンであれば最低限自分の責任範囲をこなせば、まあそれなりに安定した生活は送れる。楽しいとか楽しくないとかは関係ない。楽しさは私生活とかで見つければいいのだし。そう思って今はサラリーマンをやっている。今の職場に不満はあるが、サラリーマンである事に不満があるわけではない。
で、今現在の私を取り巻く状況として、勤めてる会社が不安定だったりする。それでちょっと考えている。
サラリーマン以外の生き方をやってみる必要があるのかないのか。
社会に出てから約10年、そのうち8年くらい渋谷で仕事をしている。さっきも言った通り、サラリーマンに不満があるわけではないのだが「他のやり方をやってみなくていいのか」と言われると、それはちょっと考え込んでしまう。ただ「このままでいいのか」と言われたら「別に普通にありでしょ」とは思う。創作活動をしていない時点で、充実などハナから期待していないし。どちらにしろ、私にとって現状を変えるというのは渋谷から離れることであって、渋谷の神様は私をどのようにみているのかというのは気になるところではある。
まあちょっとこんな事書いてみたかっただけだが。酔っ払うとちょっとおセンチですね。

462077054X毎日かあさん カニ母編
西原 理恵子

毎日かあさん2 お入学編 できるかなV3 上京ものがたり はれた日は学校をやすんで ぼくんち

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